健康的な生活をおくるための支援

ガーナの食糧事情の現実

食糧支援
食糧支援

ガーナでは、季節ごとに入手可能になる食材が変わります。農村部では貧困が飢餓の大きな原因となっています。
2011年、マンフィーと青年基金NGOは、米、砂糖、トウモロコシ、ミネラルウォーター、石鹸、食用油、ベビーフードなど数トンの食料を、高齢者、障害者、妊婦、さまざまな病院の患者などに配布しました。配布中、私たちは人々の生活がひどく悲惨な状態であることに気づきました。
例えば、5人家族の場合、1日2ドル(200円相当)で生活しており、仕事もありません。私がガーナを訪れると、周辺に住むほとんどの子供たちがお椀を持って私の家に食べ物を求めてきます。日本の子供たちが1日3食食事をとることができるのに対し、ガーナの子供たちは1日1食を作ることさえ困難で、さらに毎年何千トンもの余剰食料が無駄に捨てられています。
このような不幸な状況は、私の心を痛め、彼らを哀れに思い、涙があふれてきます。

世界にはいろいろな人がいます。ある人は動物を愛して幸せになり、ある人は友人と出かけて食事を楽しみ、ある人は娯楽に幸せを見出すこともあると思います。
私にとっての幸せは、子供たちの痛みやストレス、苦しみが取り除かれることです。このような観点から、私は子どもたちの笑顔と幸せを増やすために、できる限りのことをしたいとおもっています。子どもたちの笑顔や幸せは、私を励まし、力を与え、私にプラスの影響を与えてくれます。そして、私が厳しい状況の中でも募金活動を行っている理由は、栄養不足や栄養失調を改善するための適切な食事によって、特に幼い子供たちの命を救い、教育によって貧しい親の貧困を軽減するためです。

日本の人々とガーナの地方の人々との間のこの格差を縮めるために、皆さんにも少しだけでも考えていただきたいなと思います...
皆様の温かいご理解とご協力に感謝いたします。

救急車の寄贈

救急車寄贈の際のご挨拶
救急車寄贈の際のご挨拶

救急車のサービスが最も必要とされる農村部や村には、救急車はほとんどありません。そのため、緊急時の医療機関へのアクセスが非常に困難になっています。
特に子どもや妊婦、高齢者が遠くの病院に向かう途中で亡くなってしまうという状況は、心を痛めるものでした。

寄贈された救急車
寄贈された救急車

マンフィーと青年基金NGOは、東京都に熱烈に働きかけを行い、2台の救急車と病院用品を提供していただいたことがあります。
この救急車は、ンコランザヘルスセンターという施設と、スンヤニという地域の地域病院に配布しました。これらの救急車は、子供や妊婦、事故の被害者などの重症患者を、大きな都市にある病院へ搬送するという目的を果たしています。

それまでは患者が発生したり、緊急の場合でも、病院は患者を大きな病院に運ぶために車を借りなくてはならず、同乗する救急隊員もいないために患者が死亡することもありました。
私たちは、私たちの努力と東京都の協力が、良い結果をもたらしているという現地の当団体のスタッフの報告に励まされました。
現地の地域の人々は、救急車の導入に尽力してくれた人々に感謝しており、可能であればまた新たに導入してもらえることを願っています。